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ゼンマイ式大型置き時計の構造
時計は今ではデジタルクオーツが筆頭になっていますが、1980年代まではアナログ式のものが主流でした、腕時計に関わらず、大型置き時計も例外ではなくゼンマイ式とも言われていたものです。
この構造を詳しく見ていくと、大型置き時計の胴体部分に約20メートルになるコイルが入っており、備え付けられている鍵を差し込んで反時計回りに回していきます。
こうすることでコイルが再びロールに収納されて、秒針を動かすというわけです。
シンプルな柱時計の場合は、単に時間を刻むだけの機能しかありません。
ところが大型置き時計には、からくり式というものもあります。
この時計はゼンマイ式でも非常に成功なからくりが仕掛けられてて、コイルのすべてが内蔵されている人形につながっています。
時間がくるとその人形たちが動き出し、音楽に合わせて踊ったり行進を見せてくれるものもあるほどです。
これはホールクロックというかたちで設置されていて、現在でも人気があります。
存在感のある大型置き時計の使い方について
大型置き時計には、ホールロックスという種類の高さが2メートルほどある木製の時計があります。
室内リビングやホテルのロビー、学校などに設置されている場合が多いです。
ホールロックスなど大型置き時計を使用する際は、水平な場所に設置して、上部より壁面などに転倒防止の対策を取るようにします。
直射日光やあたる場所や、空調機の吹き出し口に近い場所、湿気やほこりの多い場所での使用は避ける必要があります。
ホールロックスの使い方は、一般的に錘が3本ついていて、一度錘を巻き上げると約1週間動く仕組みになっているので、 時計の時間が止まらないように錘を1週間に一度上げるようにします。
電波時計などで正確な時間を合わせることがポイントで、必要に応じて振り子を調節すると良いです。
大型置き時計は、自分でもこまめにメンテナンスをする必要がありますが、個人でのメンテナンスは限界があるので、数年に一度は専門業者に依頼することをおすすめします。
お部屋に存在感をもたらす大型置き時計は、奏でるチャイムの音色の心地よさと重厚感ある雰囲気で癒されます。